バーチャルリアリティ(以下、VR)の企業向け導入支援・制作を行う株式会社エドガ(以下、エドガ)の代表取締役米本大河が、先日4月25日に虎ノ門ヒルズで行われた株式会社 日本HP(以下、日本HP)主催の「HP ZVR World Tour 2018 Featuring Virtual Reality」(以下、「HP ZVR World Tour」)に登壇しましたので、お知らせいたします。
●VR導入で設計・デザイン業務フローがスピーディに
「HP ZVR World Tour」では、日本HPから、設計・デザインに用いるCADデータから簡単に高品質なVR化を可能にする「Unreal Engine用HP VR Launch Kit」などが紹介されました。他にも、すでにVRを産業デザイン・設計の業務に取り入れている、日産自動車株式会社から事例が発表されるなど、イベントを通して来場者を交えた活発な議論が行われました。
エドガ代表米本は、「VRエキスパート VR導入計画から実際まで」というセッションを担当。これまで多くの企業へのVR導入支援に携わった経験から、VR市場の動向や、実際の業務へのVR導入によってもたらされる業務環境の変化について、企業の経営企画部やシステム部担当者向けに講演しました。その中で、DVERSE Inc.が開発した、3D CADデータをVR空間で扱うためのソフトウェア「SYMMETRY」を紹介しました。
「SYMMETRY」は、3D CADデータを瞬時にVR化し、VR空間の中で「確認、修正、承認」が行え、空間設計にかかる工数を圧倒的に短縮することができるソフトウェアです。
その後のDVERSE Inc. CEO沼倉正吾氏らとの対談では、産業向けVR、特に設計などに用いられるCADデータを瞬時にVR化することで、これまで何度も発生していた設計・デザインのレビュー工程を大幅に省略できることなど、VR導入によるメリットを語り合いました。また、今後の展望としてVRへの人工知能の搭載についても議論がおよび、盛況のうちに終了しました。


●VR体験をした来場者の声
また、エドガはVR体験ブースも出展し、企業のシステム担当者や経営企画担当者など、多くの来場者にVRを実際に体験していただきました。VRを初めて体験する来場者が大半で、設計・デザイン以外の業務での活用ついて積極的な意見や感想が寄せられました。
・「顧客へのレビューにVRを導入することで、よりスピーディで効率的に商談を進められる」
(30代 建設業 営業)
・「社内での研修や教育に活用することで、教育コストを削減できそう」
(40代 製造業 経営企画)
エドガは、今後も日本HPをはじめとするVRハード・ソフトウエアのリーディングカンパニーとともにVRの発展および産業への導入を推進し、日本企業の業務効率化を支援してまいります。
<「HP ZVR World Tour2018 Featuring Virtual Reality」 開催概要>
日付 :2018年4月25日(水)
場所 :〒105-6305 東京都港区虎ノ門1-23-3 虎ノ門ヒルズ森タワー5階 虎ノ門ヒルズフォーラム
主催 :株式会社 日本HP 特別協賛:エヌビディア合同会社 日本マイクロソフト株式会社
<DVERSE Inc. 沼倉正吾氏 略歴>
2000年、エックスタイムジャパン株式会社にて取締役に就任。2001年、親会社である有楽股份有限公司へ出向し、台湾家電量販店12店舗の設立・運営を担当する。2004年、有限会社ナスカークラフトを設立、代表取締役に就任。携帯ゲームコンテンツ、企業向け広告・動画配信クラウドシステム事業を展開。2013年12月、株式会社ゼネテックに入社。新規事業部長として、VR、災害対策システム、M2M機器など新規事業の立ち上げを担当。開発現場にて現CTO高田と出会い、2014年10月、VR開発を専門とするDVERSE Inc.を米国デラウェア州に設立。
<株式会社 日本HP 会社概要>
社名 :株式会社 日本HP
設立 :2014年12月
代表取締役社長執行役員 :岡 隆史
資本金 :5億円
事業内容 :PC、プリンティングおよび付随するサービス、ソリューション事業
本社所在地 :東京都江東区大島2丁目2番1号