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Steam商業利用に関する規約を知る

Understanding of Steam's rules for commercial use

· VR,Steam,HTC Vive

「出張VR」サービス開始にあたって

こんにちは!edogaブログをご覧くださりありがとうございます。CEOの米本です。

HTC Viveの貸出しと専門員を派遣する「出張VR」サービスをはじめるにあたって、VR Japanに投稿したところ、Steam側の利用規約を侵害しないように気をつけたほうが良いというありがたいフィードバックをもらいました。

Steamの利用規約を読む

そこでValve社のSteam利用規約にある第2章「ライセンス」のA項を読むと次のように書かれていました:

(営利目的での利用が本規約または適用される利用権対象物に関する規定において明確に認められている場合を除き)非営利目的で個人利用する非独占的なライセンスおよび利用権を付与し、ユーザーはこれを取得します。

つまり、基本的に商業利用はアウトだが、認められる例外ケースがあるとわかりました。

商業目的を可能にする規約

Steamで配信されているVRゲームの営利利用が可能に ライセンスモデルが発表(2016.11.07 MoguraVRより)

MoguraVRさんの記事によると、SteamにはSteam Site Licensing Programという例外を認めるライセンスプログラムがあるとのことで早速読んでみましたが、全て英語。。。

英文規約の全訳を試みる

日本中のカフェ使用や弊社と同様のレンタルサービスを開始する方も同じ問題にぶつかるだろうと思い、思い切って全部訳してみました。以下、全訳です:

Steam Site Licensing Program

公の場でSteamのコンテンツやサービスを利用したい場合、Steam Site Licensing Program(以前はCybercafe Programであった)に参加しましょう。https://partner.steamgames.com/ から直接ご登録いただけます。

もし何か問題がありましたら、インストラクションページを参照するか、cybercafes@valvesoftware.comに直接ご連絡ください。

どんなSite(場所)がSite Licensing Programに適応されますか?

お金を取るためか否かに関わらず、あなたが他人にSteam、SteamVR、Steamゲーム、その他コンテンツ、またはValveが提供するサービスへのアクセスを許可しようとする際の全ての物理的なSite(場所)を指します。

ここで意味するSite(場所)には、ゲームセンター、アミューズメントパーク、インターネットカフェ、ドミトリー、ミュージアム、ポップアップ・ストアやその他考えうる全ての場所が含まれます。

なぜ他人に自分が持つゲームやアカウントにアクセスさせてはいけないのですか?

正規Steamのサブスクリプションは純粋に非商業的かつパーソナルなライセンスで提供されています(Subscriber Agreementをご覧ください)。ここには公的な利用やコンテンツを第三者に利用可能とさせることは一切含まれていません。

本Site Licensing Programは、あなたの顧客に対し、Steam提供のすばらしいコンテンツやサービスを簡単に届きやすくするために作られました。

本Siteライセンスにはどんなコンテンツやサービスが含まれていますか?

Siteライセンスに登録することで、あなたのSiteでSteamの運営が許可されます。あなたの顧客も以下の状況でゲームやその他コンテンツの利用が可能となります。

1. あなたの顧客があなたのSiteで自身のSteamユーザーアカウントにログインし、自身のアカウントに関係する購入物を起動することは、自身のPCハードウェアでそれをするのと同様に許可されています。これはあなたの顧客がSteamの幅広いゲーム、リッチなソーシャル特性やゲーム内経済を体験するのに最高の方法であると私たちは考えています。

2. あなたの顧客が個人のSteamユーザーアカウントにログインすることが出来ない、またはそれが望ましくない場合(例えば、ユーザーがキーボードやモニターにアクセスできないVR設定等の場合)、Valveでは少ないですが数が増えつつある、自身のSteamユーザーアカウントにログインすることなく顧客に無料で利用を可能にするFree Site Subscriptions Listというタイトルリストを提供しています。

3. もしSite Subscriptions List上に登録のないコンテンツを顧客に利用させたい、かつ顧客が自身のもつSteamユーザーアカウントを利用しない場合、Steamを通じて、もしくはゲームデベロッパーやパブリッシャーから直接Paid Site Subscriptionを得る必要があります。SteamのPaid Site SubsrciptionはSite Licensing Programにサインアップしたユーザーアカウントにログインした訪問者にだけ現れます。これらの商用ライセンスはそれ自体に明示され、一般的に通常のユーザーライセンスよりも高い価格となっています。

Site Licensing Programに参加する費用はいくらですか?

本Site Licensing Programに参加するのは無料です。顧客に自身の個人的なSteamユーザーアカウントやFree Site Subscriptions Listで提供されているゲームをプレイさせるのも同様です。その他各ゲームのためのPaid Site Subscriptionの金額はSteamストアページ上で見つけることができます。

自分が自身のSite(s)で利用する全てのSteamユーザーアカウントでSite Licensing Programにサインアップしなければなりませんか?

いいえ。あなたのSiteアカウントを管理するために使っているメインのSteamユーザーアカウントで一度サインアップするだけ構いません。セキュリティ上の理由として、顧客がアクセスできる機器でアカウントを使用すべきではありません。将来的には、パートナーページから直接あなたのSiteの各機器にユーザーアカウントを追加することができます。

しかしながら、Steamを通じて個人のゲームにPaid Site Subscriptionsを購入する場合、これらは一般的にユーザー人数ベースで発行されていますのでお気をつけください。つまり、あなたはSteamユーザーアカウントを一つと、ライセンスされたゲームを渡すつもりの機器ごとにPaid Site Subscriptionを一つ同時に保有しなくてはなりません。

Free Site Subscription Listを通じて現在利用可能なコンテンツは何ですか?

現時点において、Free Site Subscription Listは次のようになっています:

*(Portal Stores: VRにアセットを提供するためだけのゲームPortal 2をインストールするためのライセンスを含む)

私は開発者で自分のゲームやデモをFree Site Subscriptions Listを通じて、もしくはPaid Site Subscriptionのどちらかで利用可能にしたいのですが、何をすべきでしょうか?

素晴らしい!cybercafes@valvesoftware.comを通じて私たちに連絡をして頂ければ設定をサポートします。

以上がプログラムページの全訳になります。いかがでしたでしょうか。

注: patronを「顧客」と訳しました。

結論

というわけで、規約上では商用利用が認められていませんが、Steam Site Licensing Programを利用すれば一部のゲームやコンテンツは商用利用可能になることがわかりました。

感想

The Labの弓矢やシューティングゲーム等は無料で使えそうで安心しました。License Programの登録も英語力が必要になりそうなので、機会があったら訳したいです。

最後に

翻訳は米本が担当しましたが、英語や法律的な正確性の担保は行っておりませんので、ご活用の際は各自の責任でお願いします。また、翻訳内容に誤りを発見された際はぜひご連絡いただければ幸いです。

日本にVRが体験出来るカフェやゲーム施設が増えて、より多くの方にVRが身近になりますように。

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